【タイトル】

令和4年度 園内研究について

【本文】

【研究主題】 「共に遊びを楽しむ幼児を育む   ~人との関わりを豊かにするための環境の工夫と教師の援助~」 【主題設定の理由】  今年度、年中組は少人数での学級経営となっており、人との関わりにおいて、様々な刺激が受けにくいという課題がある。また、年長組は、教師や大人だけを頼るのではなく、友達同士で教え合ったり、助け合ったりできる仲間関係の構築や、友達と一緒に試行錯誤しながら遊びを進めていく力を育むことが課題である。  以上のことから今年度は、「友達と一緒にやりたい遊びを存分に楽しんでほしい」「自分たちで考えたり、試したりしながら助け合いができる学級にしたい」という教師の願いから、幼児が様々な人と共に遊びを楽しむ経験を積み重ね、その中で様々な感情を味わったり、刺激を受けたりできるような環境の構成や教師の援助について探りたいと考え、本主題を設定した。 *主題の「“共に”遊びを楽しむ幼児を育む」の“共に”の対象は「学級の友達」「異年齢の幼児」「教師などの大人」であり、様々な人と様々な場面で関わることを通して、人との関わりが豊かになっていくことを期待したいと考えた。 【研究の方法】 ・遊びのエピソード事例を持ち寄り、事例検討 ・6月と10月に、有明教育芸術短期大学 准教授 信太朋子先生を講師としてお招きし研究保育を実施 ↓様々な人との関わりの機会となるように、10月下旬から“すみれの部屋”に両学年共有スペースとして製作のコーナーを設定した。同じ場で製作をすることで、会話のきっかけになったり、互いの製作物に刺激を受けたりしている姿が見られる。また、担任が互いの学級の幼児と関わる機会が増えたことで、自然と異年齢の幼児同士の関わりも増えており、今後も継続していくことで、さらに成果を積み重ねていきたい。


【添付ファイル】

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