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令和7年9月18日

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 今日は久しぶりに9人全員が揃いました。  こどもたちは嬉しそうに声を掛け合いながら園庭に出てきて、走り出しました。    体を動かすと、スイッチが入るようですね。  走るごとに腕の振りや脚の運びがよくなっているように見えます。    水分補給をした後は、  担任から、「いつもとは違うグループでリレーをしよう!」と、提案がありました。  今日のルール、「1人1周走る!」ことを伝えています。    早速、リレーが始まりました。        最後まで走ってみると、こどもたちはそれぞれのチームの人数が違うことに気付きました。  そして、このままでは人数が多いチームはいつまでも勝つことができないと気付いたようです。  「人数を合わせるためにはどうしたらよいか?」みんなで考えを出し合いました。  「世界中の人にやらないか聞いてみたらいいんじゃない?」  「運動会のポスターみたいに、誰か一緒にリレーしない?ってポスターを作るのはどう?」  「新しいお友達、来ないかな。」  「誰かが走らないっていうのはどう?」とアイディアはたくさん出てきたのですが、どれも決め手に欠けました。  そこで、好きな遊びの後にもう一度、話し合いをすることになりました。      好きな遊びの後の話し合いでは、  「誰かが2回走ったらいいんじゃない?」と意見が出ました。  その一方で「2回走るのズルくない?」という意見も出ました。  担任は「なるほど。じゃあ、1回やってみて、もう1回考えるのはどうかな?」と提案すると、こどもたちは納得し、走る順番や2回走る人を決めました。  (この時もいろいろあったのですが、またいつかお伝えしたいと思います。)    本日2回目のリレーです。      実際にやってみると、「同じ人数だった。」「別にズルくなかった。」「2回走るのはよかった。」と気付きがありました。  そこで、「人数が違う時には誰かが2回走るようにしよう」と、決まりました。    大人がどんどんと提案するのは簡単ですが、 こどもたちが意見を出し合い、「自分たちで考えて決めた!」という体験を大切にしています。    運動会は、当日、こどもたちが頑張っている姿を見てもらことだけが「ねらい」ではありません。  毎日大事な体験を、1つずつ積み重ねていきます。  こどもたちの成長を楽しみにしていただけると幸いです。    


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