【タイトル】

令和5年10月30日

【本文】

 先週の水族館の興奮冷めやらぬこどもたちの様子をお伝えします。    朝、登園するともも組の部屋には、塗り絵のコーナーができていました。  先週の楽しかった余韻を楽しめるよう、担任が環境を整えていたのです。  こどもたちは朝の支度を終えると、さっそく好きな生き物の紙を選び、色を塗り始めました。  切り抜いた後は、裏側に紙を丸めて作った棒をセロハンテープで貼り付けて、自分のペープサートを完成させていました。    出来上がると、ちぎった新聞紙がたくさん入ったたらいの中をスイスイと泳がせたり、ジャンプをさせたりして楽しんでいました。      輪をくぐってジャンプしたり、新聞紙を巻き上げて水しぶきを表現したりもしていましたよ。  ショーをよく見ていたのだと、感心しました。      にじ組は、朝一番に一斉活動で巧技台で場を作って遊びました。  4人で1つのグループを作り、友達と使いたいパーツ(滑り台、はしご、一本橋など)について意見を出し合いながら進めていました。  完成すると、グループ毎に自分たちで作った場で遊び始めたのですが、Aさんが滑り台を滑った後、「僕、バンドウイルカだよ!ジャンプをするよ」と言って、泳いだりジャンプをしたりし始めました。  それを見た同じグループのこどもたちが、「魚を食べてたよね」「作ってこよう」と言って、保育室の制作コーナーで作り始めました。      作った魚は、この通り!   箱に入れ、ジャンプを見せたり歌を歌ったりするイルカたちに、飼育員さんが食べさせていました。        他のグループでも、スズランテープで泳ぐことを楽しんでいたこどもたちが、自分たちで作った場で「イルカショーごっこ」を始めました。  こちらのイルカたちの得意技は、ジャンプと      しっぽを振って、バイバイをすることです! エサもたくさん作りましたよ。        こちらのグループは、何度も場を再構成させながら、自分たちの納得のいく形にしていました。  こちらは、4人で2本橋を高くしている所です。      その後も、ジャンプ台を作り、危なくないようにマットを敷いたり、  はしごを登りながら、途中で腕立て伏せをしたり      この体制で2本橋を歩いたり、アイディアを実現させながら「体を鍛える場」で、繰り返し楽しんでいました。        昼食後、廊下に「もうすぐイルカショーが始まります!見る人はホールに来てください!」という声が響きました。  行ってみると、もも組でイルカショーを楽しんでいたこどもたちがお客さんになっていました。  「始まる前は何を言う?」「水がかかるかもしれないことを言おう」「いいね。そうしよう!」と、決めた後、2人で説明をしていました。      プールの中では、イルカたちが元気に泳いでいました。  いよいよ、ショーの始まりです。イルカたちは高くジャンプをすると、大きく水しぶきを上げていました。  ボールに向かって高いジャンプも見せてくれました。  (ボールは高さを変えることができます)      イルカたちのかわいい歌の後は、イルカにエサをあげられるコーナーもありました。  お客さんのもも組のこどもたちはもちろん、イルカや飼育員になりきったにじ組のこどもたちもイルカショーを思い切り楽しんでいました。    遠足での体験が遊びに生かされて、楽しい時間となりました。  明日も楽しみですね。    


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