【タイトル】
令和5年9月1日【本文】
今日も好きな遊びの時間から…各学年のムシ制作の様子をお伝えします。 もも組では、昨日は2人だけだったムシ作りですが、今日は、仲間が増えました。 こどもたちは、作り方が描いてあるボードを見ながら、自分のムシを作っていました。 どんどん出来上がっていくのがうれしくて「♪カブトムシ、カブトムシ」と歌いながら取り組んでいる子もいました。 脚が4本だったので「脚は何本だろうね?」と絵本で確認できることを知らせると、友達と一緒に脚の数を数えていました。その後、カブトムシとクワガタが踊っているイラストを楽しく見ているうちに、脚の数のことはどこかにいってしまいました。。。それもまたよし(^^) 昨日、お相撲を見ていた子は「自分もやりたい!」とめあてをもって、カブトムシを作っていました。そして、お相撲を何度も楽しんでいました。 昨日作っていた2人は、 「先生のカブトムシは重かったんだ。だから、(土俵から)落ちないんだよ。僕も重くするんだ」と、気付いたことをすぐに取り入れたり(裏返した容器の隙間に丸めた色画用紙を詰めていました)、「クワガタのギザギザを作りたいんだ」と細かな作業に取組んだり(ハサミの先を使って細かく切り込みを入れギザギザにしていました)、さらにめあてをもって夢中になっている姿が素敵でした。 仲間が増えて嬉しくなった2人は、木にとまらせて「ご飯を食べよう」「おいしいね」と楽しそうにやり取りしていました。 「何を食べてるの」と聞くと、「昆虫ゼリーだよ」と教えてくれました。現代っ子ですね(^^) 園庭の豊かな自然環境でも、さすがにカブトムシやクワガタが木にとまって蜜を食べる姿は見せられないのですが、絵本等を活用し気付くきっかけを作りたいと思いました。 こちらは、にじ組です。 通常保育になり、好きな遊びの時間が少し伸びたので、じっくりと昆虫制作に取り組んでいる姿が見られました。 「僕は、セミの赤ちゃんを作ったよ」と、木にとまらせたり、「先生、ここ押さえててくれる?」と、自分のイメージを実現させるために丁寧に取り組んだりしていました。 こちらの2人は、茶色のモールを山の様に切っていました。 「何に使うの?」と聞くと「ムカデの脚だよ。だって100本あるんだもん。」とのこと。 ムカデのツヤツヤした体を表現するために、色画用紙や折り紙ではなく、光沢のあるクラフトテープ(梱包用の紙テープ)を貼った体は黒光りしていて強そうです。 ですが、モールの脚をセロハンテープで貼り付けるには、ツルツルしていて難しそうでした。 こどもたちに相談された担任は、「これはどうかな?」とビニールテープやブッカー(絵本カバーのシート)を一緒に試しました。その結果、ガムテープでうまく接着することが分かりました。 2人は、自分たちのイメージ通りにできることが分かると、貼り付けた脚の数を数えながら完成させていました。 木には取り外しのできる凹の両目テープが付いているので、どこにでも付けたり外したりできるようになっています。 こどもたちは自分のムシを貼り付けては、自分の考えた物語を友達や担任に嬉しそうに伝えていました。 同じムシ制作でも、学年により準備する材料や制作への取り組み方などに違いがあります。 一方で、作りたいと思ったときにすぐに取り組める環境があること、こどもたちの自由な発想が生かされていること、完成したら終わりではなく、制作物で想像力を膨らませて遊んでいること、などは共通しています。 来週の幼稚園公開では、こどもたちが伸び伸びと主体的に遊ぶ姿を見ていただけることと思います。 防災訓練のご参加ありがとうございました。 今回は、首都直下型地震が起きた想定の訓練でした。 久しぶりの避難訓練でしたが、こどもたちは「自分の命を自分で守れるように」真剣に取り組んでいました。 保護者の方々は、5~30分ほどで、徒歩でお子さんを引き取りに来てくださいました。 公立幼稚園は、ご自宅から近い方が多いため、こどもたちは不安になることなくお迎えを待っていられる良さがあると改めて感じました。 今回の訓練をきっかけに、ご家族で地震について話題にしていただくとよいかもしれません。 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。【添付ファイル】
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